今回もデンパークの花や自然の魅力、 人々が楽しむ表情・姿を写した力作が多数集まりました。応募総数157点 (69人) の中から、 見事入賞された作品8点を発表します。
優秀者 (8名) ※敬称略・撮影日順
【最優秀賞】1点
タイトル:夕暮れキッズ
撮影者:髙須 よし郎(”よし”は土のしたに口)
撮影日:12月26日
撮影場所:風車の広場

(撮影者コメント)
木製遊具広場でのひとコマ。
夕方、夕陽が子供にあたり、別世界の様な景色になりました。
(審査員コメント)
夕日が当たり、赤く染めるゴールデンタイムを上手く撮られていました。
特に子どもの顔に夕日の当たる情景が写真をよりよく演出しています。
【優秀賞】2点
タイトル:不思議の森に咲く
撮影者:倉内 幸博(知立市)
撮影日:6月3日
撮影場所:不思議の森付近

(撮影者コメント)
ガクアジサイにスポット光が射し、マイナス補正で背景を黒く落として那覇を浮かび上がらせました。影がポイントです。
(審査員コメント)
アジサイのピント、露出ともに情景の趣きを感じさせる良い作品だと思います。
葉に写るアジサイの影も良くとらえています。
構図が縦一直線になりすぎてしまいました。影の写った葉がもう少し斜めになるような位置で撮るともっと良くなったと思います。
タイトル:スキップ
撮影者:濱田 修(豊明市)
撮影日:9月23日
撮影場所:ヨーロッパ風お花畑

(撮影者コメント)
西日が射す夕刻に、手をつないでスキップしている姿が印象的でした。
(審査員コメント)
夕日が射す時間帯にカーブする通路に子ども二人が楽しそうにしている姿を、影を上手く入れて撮られています。
左側の花壇の暗い部分はもう少しカットした方が良かったですね。
【準優秀賞】5点
タイトル:渦花
撮影者:的場 初男(安城市)
撮影日:4月18日
撮影場所:花木園付近の池

(撮影者コメント)
水に流れていく花びらが寂しくも最後に見せた渦巻く軌跡が感動的でした。
(審査員コメント)
色づいた葉や花びらが水流に乗ってほど良く回転していてよい。葉の色もいろいろあり、リズム感を感じます。
左上の緑の葉が静止しているので動きと対比されていて良いのですが、もう少し画面に入れたほうが良かったですね。
タイトル:七変化
撮影者:近藤 啓子(安城市)
撮影日:8月4日
撮影場所:水のステージ 夏の花火ショー

(撮影者コメント)
激しく噴き出すサマー花火と音に圧倒されながら、アグレッシブに撮った。
明るすぎてなかなか発色が難しかった。
(審査員コメント)
むずかしい花火の写真をうまく撮っています。
手前に人物を入れたことにより、写真に安定感が出ています。
白い部分がもう少し押さえられるともっと良かったですね。
タイトル:夕やけの白い世界
撮影者:杉山 介則(安城市)
撮影日:9月14日
撮影場所:花木園の芝生広場 仲秋のあかりまつりランタンエリア

(撮影者コメント)
夕暮れ時の白いランタンの世界観を撮りました。
(審査員コメント)
長時間露光でメルヘン号をぶれさせて写しこみ、幻想的な雰囲気の絵になりました。
バックが民家でないところを狙うとより良かったです。
タイトル:熱演
撮影者:近藤 正之(安城市)
撮影日:9月23日
撮影場所:水のステージ 和太鼓ステージ

(撮影者コメント)
体が振れずに、力強いバチさばきの熱演に思わずシャッターを押した。
(審査員コメント)
演者を正面からとらえていて、力強さが伝わります。
もう少し、ブレないよう対策をすべきです。
タイトル:夏の終わり
撮影者:杉浦 康弘(安城市)
撮影日:10月10日
撮影場所:ジャブジャブ池 手押しポンプ付近

(撮影者コメント)
夏も終わりの頃、最後の夏を楽しむかのように見えました。
(審査員コメント)
広い画面の中に、親子の時間が映っていて、とても微笑ましく思いました。
ただ、手前のハイライト部とボケの部分をもう少し入れないようにしてみてください。
【全体を通して】
一年を通して、いろいろなデンパークの表情を見せていただき、とても楽しいです。
また、上達された方が多く、つらい審査でもありました。来年も楽しみにしています。
不自然な色のプリントが見受けられます。自家製のプリントの方はもう少し丁寧なプリントを心がけましょう。