感染症に係る状況のなかでも、デンパークの花や自然の魅力、 人々が楽しむ表情・姿を写した力作が多数集まりました。応募総数174点 （72人） の中から、 見事入賞された作品8点を発表します。
優秀者 （8名） ※敬称略・撮影日順
【最優秀賞】1点
タイトル：夕映えの丘
撮影：奥村 和夫（安城市）
撮影日：11/3
（撮影者のコメント）
秋になると西日に照らされてモミジバフウの紅葉が際立ちます。
夕映え時、秋の気持ちのいいひとときを過ごす、ご家族を撮らせてもらいました。
（審査員より）
秋の午後を楽しむ家族たちの自然な姿が撮られていてほっこりします。
広角レンズの使い方のうまさと逆光で暗くなるアンダー部分をうまく調整できています。
ベテランの味を感じました。
【優秀賞】2点（撮影日順）
タイトル：究極のバランス
撮影：濱田 修（豊明市）
撮影日：4/23
（撮影者のコメント）
自転車を走らせながら、ハンドルの上に立つという凄い技を流し撮りで撮影しました。
（審査員より）
狭いステージ上を走る自転車を流し撮りでとらえた。スピード感があり、無駄のない構図で良かったです。
1点だけ、ピントが若干甘いのが惜しい。
タイトル：水辺に咲く
撮影：戸井 達三（岡崎氏）
撮影日：5/15
（撮影者のコメント）
アジサイが咲いているのを見つけました。
一輪が水につかっていて気になり、遠くから写しました。
（審査員より）
とても良い所を見つけたことに加え、画面の切り取り方とピントの良さが相まってとても優れた作品となっています。特に画面上方のアジサイのつぼみがよいアクセントになっています。
アジサイの葉のぼかした緑が少々やりすぎの感があるのが惜しい所でしょうか。
【準優秀賞】5点（撮影日順）
タイトル：おとぎの国
撮影：河内 聡（岐阜県可児市）
撮影日：2/27
（撮影者のコメント）
笛を吹く少年を上から眺めてみるとおとぎの国の世界観が広がっていました。
（審査員より）
カメラの位置を工夫され、おとぎの国の世界観をうまく表現されています。
奥行きまで描写された点も見る人の心を引き込んでいて見事です。
タイトル：シュッポッポが来たヨ
撮影：広瀬 護（知多市）
撮影日：5/28
（撮影者のコメント）
お花畑にトレインが来たところを狙いました。
（審査員より）
広角系のレンズをうまく使い、デンパークの花壇とメルヘン号がバランスよく構成されています。
プリントの色合いが硬すぎに感じます。
タイトル：笑顔の少年
撮影：野々山 優（知立市）
撮影日：9/17
（撮影者のコメント）
ランタンで楽しく遊ぶ少年を撮りました。
（審査員より）
ランタンをローアングルで狙って画面を無駄なく利用した点と、子供の表情がよかったと思います。
ピントが若干後ろ気味なのが気になりました。
広角レンズなのでかなりパンフォーカスにできると思いますが、子供にピタッとピントが合っているともっと良かったです。
タイトル：恐竜の森
撮影：的場 初男（安城市）
撮影日:9/24
（撮影者のコメント）
恐竜の迫力を出すために魚眼レンズで撮ってみました。
子供たちがとても可愛く感じました。
（審査員より）
魚眼レンズをうまく使い、恐竜の親子をバランスよく配置しています。
太陽の位置も考えられて撮影されたのだろうと思います。
ただし、よく見ると恐竜を照らすライトが見えています。
こういった機材はできるだけ見えないように工夫した方がよいと思います。
タイトル：とびだせハート
撮影：廣村 みゆき（安城市）
撮影日：12/12
（撮影者のコメント）
まるでボードの中心からハートが飛び出してこちらへ向かって来るようでドキドキワクワクした写真になりました。
（審査員より）
ハートのイルミネーションをズーミングしてうまく撮影されました。赤青の色のバランスがとても良かったです。
【全体を通して】
自分の心に対し、素直に反応されておシャッターを押されている姿が浮かぶ写真が多数あり、審査員も順位付けに悩みました。このままいろんな写真を撮っていただきたいと思います。
自家製のプリントはどうしても明るさや色が不足しがちになります。
プリントの質に差があると、それだけで気持ちが伝わりにくくなってしまいます。
プリント技術の向上に努力しましょう。
-01.png)
※入選は撮影日順
