感染症に係る状況のなかでも、デンパークの花や自然の魅力、 人々が楽しむ表情・姿を写した力作が多数集まりました。応募総数128点 (55人) の中から、 見事入賞された作品8点を発表します。
優秀者 (8名) ※敬称略・撮影日順
【最優秀賞】1点
タイトル:風のオアシス
撮影:奥村 和夫(安城市)
撮影日:8/14

(撮影者のコメント)
暑い夏に吹く風は一服の清涼をもたらします。
風車のオブジェがある芝生広場には、遠いところから旅してきた風たちが集まってくるようです。
(審査員より)
タイトルの通り、開放感を広角レンズで表現したとても素晴らしい作品です。
PLフィルターを使用したのでしょうか。少しブルーが濃すぎます。
【優秀賞】2点
タイトル:見事な演技
撮影:神谷 正巳(西尾市)
撮影日:10/31

(撮影者のコメント)
見事に鍛錬されたプロの演技に感動しました。
(審査員より)
パフォーマンスの一瞬が、ピント・構図ともよく撮られています。
もう少し上下を入れたほうがいいと思います。
タイトル:だいすきだよ
撮影:久野 恵里(瀬戸市)
撮影日:11/1

(撮影者のコメント)
大好きなトリケラトプスと見つめ合う娘。
小脇に抱きかかえているのはお気に入りの黄緑色のトリケラトプスのぬいぐるみです。
(審査員より)
恐竜の目を真剣に見つめる女の子がとても可愛らしく写せました。
ブレもなくピントもとても良いので写真が引き締まったと思います。
【準優秀賞】5点
タイトル:寛ぐカモのペア
撮影:市川 修(岡崎市)
撮影日:6/8

(撮影者のコメント)
穏やかに晴れた朝。カモのペアがゆったりと寛ぐ光景に出会い、平和を再認識しました。
(審査員より)
初夏の水辺、カモを主体に、手前左に植物を入れ、のどかな水辺が表現できています。紫の花の上でトリミングすると、もっとタイトルにそくした写真になると思います。
タイトル:マーキング
撮影:曽我 直弘(碧南市)
撮影日:10/16

(撮影者のコメント)
8月2日に日光市でマーキングされたアサギマダラが10月26日に白の花木園のフジバカマにとまっているところを撮りました。
(審査員より)
白いフジバカマにとまるアサギマダラをうまく写されたと思います。
渡りの調査のために記入された文字をタイトルにしたのも良かったです。
露出が少しオーバー気味のため、羽根のアサギ色が出せるとよかったと思います。
タイトル:誓い
撮影:竹田 等(岡崎市)
撮影日:11/23

(撮影者のコメント)
メタセコイアの並木で前撮りをしているカップルがいました。
夕暮れ時でメタセコイアの並木が赤く染まり、二人を祝福しているようでした。
(審査員より)
メタセコイアの紅葉を逆光で輝かせた中にカップルを的確な大きさで写したことが良かったと思います。
タイトル:イタチとにらめっこ
撮影:中野 康人(岡崎市)
撮影日:12/6

(撮影者のコメント)
池でランチを済ませた(と思われる)イタチに遭遇。
お互いビックリした、思い出のシーン。
テーマパークと自然が融合したデンパークならではの1コマです。
(審査員より)
イタチのつぶらな目にしっかりピントが合い、尾の先まで可愛らしく写せたと思います。
タイトル:水面のファンタジー
撮影:的場 初男(安城市)
撮影日:12/27

(撮影者のコメント)
鶴の花火見物をイメージして幻想的な世界を楽しむ。
(審査員より)
サギの像と花火の双方を一つの画面に入れて撮るのは難しいのですが、バランスもとれています。花火の色が出る工夫を期待します。
【全体を通して】
今回は新型コロナウィルス感染症の影響により応募数が少なくなりましたが、それぞれの努力がうかがえて楽しい審査となりました。
まずはその場で感じたことをストレートに撮ることをして頂けると、見る人の心に届くと思います。技術は後からついてきます。